モダン・デザイン全史

美術評論家 海野弘が『デザインの現場』に10年間連載したデザイン史を集成した600頁近い大著。
1830年代のヴィクトリア時代から、アール・ヌーヴォー、キュビスム、バウハウス、アール・デコ、インターナショナル・スタイル、ミッド・センチュリー、そして21世紀のヴィジュアル・カルチャーへと続くモダン・デザインの歴史を、その背景にある文化史や精神史と共に解説しています。

目次

• はじめに
• 1　モダンデザインの起源――ヴィクトリアンからアール・ヌーヴォーまで
• 2　二十世紀デザインの確立――キュビスムからバウハウスまで
• 3　現代都市文化のデザイン――アール・デコからインターナショナル・スタイルまで
• 4　ミッド・センチュリー――一九五〇年代、六〇年代
• 5　デザインと現代社会
• 6　ヴィジュアル・カルチャーの時代
• 7　終末と出発――エピローグ
• あとがき
• 参考文献
• 索引