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1960年代グラフィズム 展図録

2002年に印刷博物館で開催された企画展「1960年代グラフィズム」図録。
日本のグラフィズム激動の時代であった1960年代を、「世界デザイン会議」「東京オリンピック」「日宣美」「大阪万博」といったキーワードで振り返る。
ポスター、広告、レコードジャケット、装丁、商品パッケージなど、当時の代表的な作品や資料を多数収録し、当時第一線で活躍した当事者による座談会、寄稿、年表などテキストも充実しています。
目次
- 企画展「1960年代グラフィズム」開催にむけて 印刷博物館館長 粟津潔
- グラフィズムのこと 粟津潔
- 世界デザイン会議と日宣美
- 座談会 「世界デザイン会議」とは何だったか 杉浦康平・野口瑠璃・向井周太郎・柏木博
- 機能主義から人間主義へ――1960年代のデザイン意識 正木基
- モダニズムと伝統
- ドラマツルギーの発見
- ヌーヴェルヴァーグの触発
- 音のミクロコスモス
- アートとデザイン・スキル
- 住空間に浸透するデザイン
- 広告の氾濫
- 大衆化する教養
- 東京オリンピック システム化されるデザイン
- 1960年代のデザイン現場(1)
- 出現、変化、展開 勝井三雄
- 何が変わったか? 梶祐輔
- 日誌と共に語る60年代 浅葉克己
- 1960年代のデザイン文化(1)
- ケ・セラ・セラ、あるいは没法子 草森紳一
- 世界デザイン会議と日宣美
- 座談会 日宣美の60年代 梶祐輔・木村恒久・永井一正・高島直之
- 夢の変貌――宙吊りにされた共同体感覚 高島直之
- 反近代と<個>の表現
- アンダーグラウンド劇場
- エロスと実験
- ポートレート・イン・ジャズ
- デザインのアート化/アートのデザイン化
- 広告化する日常
- イメージの消費
- 知と美の叛乱
- 万博 モダン・デザイン――未完のプロジェクト
- 1960年代のデザインの現場(2)
- 大阪――東京 私の60年代 早川良雄
- 60年代のインダストリアル・デザイン工房 栄久庵憲司
- 60年代の資生堂グラフィック・デザイン 中村誠
- 1960年代のデザイン文化(2)
- 土俗・歴史・女性 60年代後半のイラストレーターの思い出 四方田犬彦
- 60年代はひとつだったか 中原祐介
- 1960年代の印刷文化
- 印刷メディアの拡張 河野通
- 写真製版のレベルアップ 道畑曜一
- 年表 1959-1970年
- 出品リスト
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