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ゲシタルト心理学入門 UP選書 76

マックス・ヴェルトハイマー、クルト・コフカらとともにゲシュタルト心理学を主導したヴォルフガング・ケーラー(Wolfgang Köhler)の講義録『The Task of Gestalt Psychology (1969)』の邦訳。

“著者ケーラーは、全世界に知られたゲシタルト心理学の指導的学者である。わが国でも彼の主要な著書はすべて邦訳されており、心理学はもちろん、生理学・哲学・美学等の専門家の間では、少なくとも昭和の初期からよく知られ、注目されていた。

この書物は元来ケーラーが著書として準備したものではなく、1966年秋、プリンストンにおいて行った4回にわたるラングフェルド記念講演を、3人の編者がまとめたものである。
(中略)
記念講義という形の一般的講演であったためか、術語の使用を極力さけ、専門家でない聴講者にも分かりやすく述べている点、ゲシタルト心理学の入門としては好適な材料となっている”
――訳者あとがきより

目次
  • 序言 ケーラーの人と業績 キャロール・C・プラット
  • ゲシタルト心理学の課題 ウォルフガング・ケーラー
  • 第一章 ゲシタルト心理学の初期の発展
  • 第二章 ゲシタルト心理学と自然科学
  • 第三章 ゲシタルト心理学の最近の発展
  • 第四章 思考とは何か
  • 訳者あとがき
著者
W. ケーラー(著), 田中良久(訳), 上村保子(訳)
発行
東京大学出版会, 1971年
サイズ
132x188mm, ソフトカバー, 171ページ
SOLD OUT
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