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それは「情報」ではない。 無情報爆発時代を生き抜くためのコミュニケーション・デザイン

インフォメーションアーキテクトの草分けであるリチャード・ソール・ワーマンの著書『Information Anxiety 2 (2000)』の邦訳版。
“世界中に、それこそ神経回路網のように緊密に張り巡らされた情報ネットワークの中を、大量の情報を行き交う時代に生きる知恵が、惜しげもなく披露されている。だから、情報流通社会を生き抜くためのサバイバルブックといってもいいかもしれない。
(中略)
本書は1989年に発表された『Information Anxiety(邦訳:情報選択の時代)』と、1993年に発表された『Instruction Anxiety(邦訳:理解の秘密)』の内容をベースに、新しい皿に、新しい調味料で味付けされて、盛られたものだ。もちろん、たんに二冊をシャッフルしてまとめたものではなく、十年の歳月を経て、新しい視点で内容が再検討され、議論が深められており、コラムや注の事例も最新のものに差し替えられている。
ざっとテーマをあげると、次のようになる。メディア、ビット・リテラシー、情報不安症、無情報爆発、TED、情報建築学、無知と質問、理解と分類、知識と知恵、悪しき上司と悪しき部下、ユング心理学、記憶と学習、コミュニケーションとコネクション、会話と説明、口コミ、ソリューション病、社史と自伝、eコマース、ウェブユーザビリティ、コミュニケーション産業における著作権、メタファーとしての地図、検索エンジン、GIS、GILS、インストラクション、非言語コミュニケーション、グローカリゼーション、アクセスと理解、発見と失敗、そしてエンパワーメント……。”
――巻末解説より
- 著者
- リチャード・ソール・ワーマン(著), 金井哲夫(訳), 志賀隆生(解説)
- 発行
- エムディエヌコーポレーション, 2001年
- サイズ
- A5判, ソフトカバー, 400P
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