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ヴィジュアルコミュニケーション 世界のグラフィックデザイン1
勝見勝と原弘が編集顧問を務め、1970年代に講談社より刊行された『世界のグラフィックデザイン』全7巻シリーズの第1巻。
図像蒐集構成を杉浦康平、本文執筆を松岡正剛が手がけ、「内知覚的イメージ図像史」と銘打たれた本書は、聖画・呪像・仏像、手相・観相・解剖図、曼荼羅・結界・封印、航空磁気測量図、原子核のボーア軌道図、ダンテ神曲の煉獄宇宙図、錬金術の自然哲学図、密教の護符、瞑想のダイアグラム、LSDの幻覚パターンに至るまで、古今東西・森羅万象のイメージを詰め込んだ、圧巻のヴィジュアルコミュニケーション史が展開されています。
目次
1. 痕跡の現象学
雑音から雑音へ
2. 観念の図像学
樹木イメージの系譜
3. 人工自然の宇宙形状誌
内観宇宙から外在宇宙へ
4. 記号の生態圏
絵から文字へ・文字から絵へ
5. 構文化された記号世界
年表
参考文献および出典一覧
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