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情報選択の時代 溢れる情報から価値ある情報へ

インフォメーションアーキテクトの草分けであるリチャード・ソール・ワーマンの著書『Information Anxiety (1989)』の邦訳版。

“本書はたいへんわかりやすい本だ。原題は”INFORMATION ANXIETY”(情報不安症)というもので、インフォメーション・ストレスに悩むビジネスマンを対象にした感切な処方箋というスタイルをとっている。
機成や叙述もたくみである。ニーチェからホフスタッターに及ぶ夥しい引用もよく選びこまれているし、ときおり挟さまれるディック・ブラスやアラン・ケイのインタヴューなども効果的だ。それに、なによりアメリカで最もよく知られたデザイナーの一人である著者が、腕によりをかけてピックアップした図版が目をたのしませる。
(中略)
結局、情報には「地」の情報と「図」の情報があると考えればよいのではないかとおもう。そして、その地の情報から図の情報を浮きたたせ、両者の関係を際立たせる仕事が、情報洪水の前に立たされたわれわれの挑戦的な課題になってきたということなのである。これをワーマンは、「アンダースタンディング・ビジネス」に生かすべきだと教えている。そして、ワーマンが携わってきたデザインの仕事や私が携わってきた編集の仕事こそが、いまや多くの人のための共有すべき“親知術”になってきたということを仄めかす。”
――訳者あとがき「”親知術”の水先案内」より

著者
リチャード・ソール・ワーマン(著), 松岡正剛(訳)
発行
日本実業出版社, 1994年
サイズ
A5判, ソフトカバー, 386ページ
状態
B, 表紙角折れ
価格
¥3,300(税込)
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